筆者は東京と福岡の2拠点生活をしているのだが、いろんな飛行機に乗っているうちにある持論に辿り着いた。
「LCCよりもマイルを貯めてフルキャリアに乗るべき」と言うもので、様々な理由からこれに勝る経験はないと言う話である。
もちろんLCCは折に触れて利用するし、まったく否定するものではない。
今回は日頃から飛行機に感じる「デメリット」を挙げながら、それを克服できる話に繋げていきたい。
飛行機のデメリットとは・・・
飛行機を利用してて思うのはチケットの価格変動が激しすぎること。乗りたい便は1〜2ヶ月前に予約しないと安くならない。
しかもやっと巡ってきた出発日に台風が来て欠航になれば旅行も中止。せっかくの楽しみも台無しだ。
LCCなら直前でも割安な運賃で取得しやすいものの、今度は一才のキャンセルや変更が効かない。ちょっと体調が悪い時にも乗る以外の選択肢がないのだ。
新幹線のように「乗りたいときにいつもの価格で乗れる」気軽さがあれば、飛行機はもっと素晴らしいものになるのに。
そんな思いから始まったのがマイルの活用。単純にタダ乗りできるだけでなく、価格変動やスケジュールの制約から一気に解放されるのだ。
当日のチケット取得もOK。キャンセルはもちろん無料
マイルを使うメリットは直前の出発でも一定数のマイルでフルキャリアを予約できることだろう。
例えば福岡から東京に「今日行きたい」と言う場合、空きがあれば1時間後のフライトも予約可能。
逆に「今日すごく体調が悪い。フライトを延期したい」と思えば無料でキャンセル可。これだけで飛行機を使った旅行の心理的ハードルを一気に下げられる。
ただしANA便を利用する場合、国内線は前日までの予約必須。キャンセルも3,000マイル発生するので以下の記事内容で回避する。
これなら遠く離れた家族や友達のスケジュール調整にも合わせられるし、急に企画されたイベントも軽いフットワークで参加できるようになる。
飛行機という移動手段の世界観が変わり、旅行の可能性を大きく広げられるだろう。
LCCとは一線を画する体験
このように、マイルを持っておけば直前の旅行もタダ。普段から貯めておく価値があることがお分かりい頂けただろうか。
しかもフルキャリアなのでLCCよりも条件がよく、受託手荷物や機内サービスが無料。スーツケースの重量を気にせず荷造りができる。
わざわざ遠いターミナルに行く必要もなければ、保安検査場を出てすぐ搭乗ゲートに辿り着ける。多くの場合は機内Wi-Fiが備わっており、上空での仕事だって問題ない。
もちろん上級会員のステータスがあればラウンジも利用可能。マイルがあればスケジュールの制約を受けないだけでなく、LCCのようなデメリットに甘んじることもないのである。
もうマイルを使ったフルキャリア旅行がやめられなくなるはずだ。
マイルの価値は高まっている
というわけで飛行機で遠出をしたい人は日頃からマイルを貯めることをお勧めしたい。
あまり飛行機に乗らない人も、マイルはクレジットカード等で貯めることができる。しかも昨今のインフレでマイルの価値は高まりつつある。
一昔前は1マイル=約3円と言われてきたが、昨今では1マイル=5円またはそれ以上かもしれない。ならば100円につき1マイル貯まるクレジットカードは火を吹くことになる。
また筆者が重宝しているユナイテッド航空では、折に触れてマイル大特価キャンペーンが実施されており、直近では最大半額の施策があった。
手持ちのマイルにうまく足せば、普通にエアチケットを購入するより圧倒的に安くフルキャリアに乗れるため、ユナイテッド航空の情報はまめにチェックしたい。
またクレジットカードでは様々な航空会社のマイルに移行できるマリオット・カードがお勧め。最近、審査が厳しいことで有名だが興味ある方は試す価値ありだ。
日頃からマイルを貯めておけば浮いたお金でホテルをアップグレードしたり、少しいい食事を楽しむこともできるだろう。
飛行機の料金やスケジュールに悩んでいる方は参考になれば幸いだ。
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