ANAのSFC修行をしていた頃、奮発してプレミアムクラスに搭乗したのだが、飛行機の価値観が変わるくらいに素晴らしかった。
短期間でたくさんのPP（プレミアムポイント）も取得できることから、SFC修行はもちろん人生の特別な機会にお勧め。
ではどんなサービスが受けられるのか。今回は実際に搭乗した筆者の視点でメリット・デメリットをご紹介したい。
メリット：搭乗までに様々な優遇がある
メリット1つ目は搭乗するまでに様々な特典があることだ。
チェックイン時に預ける荷物は「Priority」扱いになり、目的地では一番最初に受け取れる。
その後は上級会員専用のゲートで手荷物検査を受け、直結のANAラウンジにそのまま入室。すでに特別扱いが感じられる。
ラウンジで寛いだらいよいよ搭乗。プレミアムクラスは一番最初に搭乗する。
また機内に入ると2名の担当CAが「◯◯様、本日はご搭乗ありがとうございます」と挨拶に来るのも珍しい体験だった。
贅沢な座席と機内食
もう1つのメリットは疲れにくい座席と食事が楽しめること。フルフラットではないが、身体を休めるのには十分な作り。
前後左右との間隔が広く、フットレストで足を伸ばせるから本当に疲れにくい。そして離陸後は食事が出てくる。
搭乗する時期によって内容は大きく異なるのだが、筆者が頂いたのはこんな感じである。
欲を言えば家族、友人、恋人同士で楽しむのが理想的なのだが、きめ細かいサービスのおかげで一人でも退屈することがない。
目的地に搭乗すると、いちばん最初に降りるのがプレミアムクラス。荷物も最初に出てくるから電車やバスを逃しにくい。
そして何より座席のおかげで身体が疲れていない。ここまでが一連のメリットで、ゆっくり寛げる東京・沖縄間がお勧めだ。
マイル・PPが一気に貯まる
さらにプレミアムクラスに搭乗するとマイル・PP（プレミアムポイント）が一気に貯まる。
例えば東京・那覇間を飛んだ場合をシュミレーションしてみよう。航空券バリュー28で購入すると片道で貯まるのは次の通り。
ANA:https://cam.ana.co.jp/amcmember/SimulationJaResult
一回のフライトで1230マイル・2,860プレミアムポイント貯められる。これがプレミアムクラスだと次のようになる。
ANAゴールドカードがあれば+400マイル程度貯まるので、SFC修行僧はカード作成も忘れてはならない重要ポイントになる。
デメリット：航空券はそれなりに高い
デメリットは、国内線なので飛行機がすぐに到着してしまうこと。東京・大阪間だと1時間程度しか乗ることができない。
また航空券がそれなりに高いことも挙げられる。とくに燃料が高騰している今、東京・那覇間は57,910円～とかなり高額。
往復では10万円を超えてしまうので、ANAスカイコインを貯めて価格を下げるのがお勧めだ。
ざっと調べた限り、それなりに距離があって現実的なのは2024年2月の東京・福岡あたり。片道31,080円から取得できる。
SKYコインで2万5,000円くらいに落としたいところ。あとは定期的に価格をチェックして、虎視眈々と狙っていきたい。
ぜひ一回は乗ってみて
Youtubeではよくビジネス・ファーストクラスの様子がアップされているが、すべて海外の出来事でどこか遠い世界に感じやすい。
ANAプレミアムクラスは日本国内の飛行ルートで楽しめるのが特徴で、海外旅行に抵抗がある人でも気軽に利用できる。
今まで知らなかった飛行機の世界が見えてくるので、SFC修行や人生の特別な機会があれば利用してみよう。
筆者もこれを書いていたら久しぶりに乗ってみたくなってきた。
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