ANAマイルは特典航空券が取りにくい。しかも国際線は往復のチケット取得が必須で、行きと帰りの希望日を両方とるのは至難の業。
この対策としてユナイテッド航空マイルを使おうという話を書いたのだが、実践してみたら非常に良かったのでシェアしたい。
極端な話、ANAカードは会員証というだけで、ANAマイルを使う機会はもう来ないかもしれない。
片道予約可能・サーチャージなし
今回、手持ちのマリオットポイントをANAマイルに移行して、国際線(バンコク・東京間)に乗りたいと考えていた。
必要マイル数は往復3万マイル+44,000円。しかし微妙にマイル数が足りず、LCCにするか考えこんでいた。
しかしユナイテッド航空マイルに移行すれば、同じANA便を片道だけ予約可能で燃油サーチャージ料金が発生しない。
結果、マリオットポイントはユナイテッド航空マイルに移行。22,000マイル+空港利用料3,500円でANA便のチケットを取得できた。
これだけ気軽にマイルが使えるのは素晴らしい。またマイルが微妙に足りない場合、ユナイテッド航空の公式サイトにて購入可能。
足りない料金を支払うだけでマイルを活用できるのはANAも見習ってほしい点である。
ANA SFC特典が利用できた
そして驚いたのがANA SFC特典が利用できたこと。今回、ユナイテッド航空を経由したので平会員扱いになると思っていた。
ところが特典航空券の申し込み欄にANAマイレージ番号を入力したら、これが有効扱いになってラウンジへ招待されたのだ。
これは驚き。他にもスターアライアンス・ゴールド特典として優先チェックイン、優先搭乗、受託手荷物の重量優遇が受けられた。
ANAでSFC修行をした人は、今後ユナイテッド航空経由で航空券を取得すれば、少ないマイルで豪華ラウンジ体験ができるわけだ。
ANAのサービスがすごく良かった
さて、久しぶりに搭乗したANA国際線はとてもサービスが良かった。
5時間のフライト中、スナック、食事、アイスクリーム、サンドイッチが提供され、寝る時間も惜しいくらいに食べた。
コロナ禍ではコスト削減のためか機内食の質は落ちていたが、今回は1つ1つがよくセレクトされて厳美味しい。
スタッフの接客も素晴らしく「ANAマイルも使いやすければ良いのに」と思うばかりである。
ユナイテッド航空マイル+SFCは最強
というわけで、ANA SFC修行を終えた人は今後ユナイテッド航空マイルをお勧めしたい。
SFCカードはユナイテッド航空を利用する際のラウンジ入室カードであり、特典航空券の旅をレベルアップさせてくれる。
今回はANA便だったが、ユナイテッド航空マイルを使ってタイ国際航空便を取得する、なんてこともあるだろう。
SFC特典はそうした全然関係ない便の取得でもスターアライアンス・ゴールド会員として活きてくるはずだ。
またマイルを貯めて色んなところに行ってみたい。
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