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マイレージプラス大改悪。それでもANAカードより持つべき理由【解説】

旅・飛行機・マイル

ユナイテッド航空系のクレジットカード”milagePlusセゾンカード”が年会費やポイント付与ルールの変更を発表した。

プラチナカードを除いて年会費が上がり、マイル還元率が1.5%にアップするオプションは2倍になってしまった。

MilagePlusセゾンカード:https://www.saisoncard.co.jp/mileage/ua-renewal2024/

筆者のように標準カードを持っている人は年会費3,300円、マイルアップのオプションを含めて年間14,300円の出費。これは決して安くはない。

さらに電子マネーチャージはマイル付与対象外、公共料金・税金の支払いは1000円につき5マイルに現象。絵に描いたような大改悪と言えるだろう。

MilagePlusセゾンカード:https://www.saisoncard.co.jp/mileage/ua-renewal2024/

新ルールは5月より適用される予定で、一部界隈では騒ぎになっている。では解約するレベルかと言われると答えはNo。

むしろライバルのANAカードと比べて利点が多く、1万円程度の値上げではびくともしないのではないだろうか。

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メリット:マイルの有効期限がない

これだけの値上げと改悪がなされて、なぜ解約する気が起きないのか。それは貯めたマイルの有効期限がないからだ。

ANAカードの場合、せっかく貯めても3年間で期限を迎えるため、コロナ禍でどこにも行けず期限だけが迫ってきた思い出がある。

最終的にANA SKYコインに移行したり、ANA PAYで買い物に使ったりできるのだが飛行機好きとしては特典航空券に使いたい。

この点、ユナイテッド航空では結婚、出産、病気、転職といった理由でしばらく飛行機に乗れなくても問題なし。

ユナイテッド航空マイルで取得したANA航空券でタイ航空ラウンジに入室する図

不要になれば、必要な人に譲ることだってできる。ANAは譲渡もできないことから、この利点は少しばかりの値上げでは崩れにくいだろう。

特典航空券のキャンセル料金なし

もう1つ、ユナイテッド航空は特典航空券のスケジュール変更ができる。急に体調が悪くなったり、延泊したい理由でキャンセルしてもOK。

なんなら国際線は片道取得ができるし、少ないマイルでも海外旅行に活用できる。

Apple PayはVISAまたはQUICPayとして利用可能

一方でANAは国際線の特典航空券は往復取得が原則。しかもキャンセルすると3,000マイル取られてしまうのだ。

この点を考慮してもANAカードよりも利便性が高く、年会費が割高でも仕方ないのではないだろうか。

ユナイテッド航空マイルを貯めてANA便を取得すれば、自在にスケジュールを変更しながら片道便だけで海外に行けるのだ。

もはやANAはSFC専用カード

今回の値上げは確かに残念ではあるが、これだけANAと比較して利便性が高いことを考慮すれば許容範囲ではないだろうか。

むしろANAカードの優位性はスターアライアンスゴールドのステータス保持くらいでしかなく、最近では専らラウンジ専用カードになっている。

今のところANAカードは公共料金や税金の支払いに関してはポイント付与の対象になっているので(国民年金をのぞく)ユナイテッド航空カードと2枚持ちしている場合はうまく使い分けたい。

なおANA SFCカードを持っている人は、ユナイテッド航空マイルで特典航空券を取得しても各航空会社のラウンジが利用可能。

少しお金はかかってしまうが、やはり2枚持ちをすることで旅のクオリティを底上げすることができそうだ。

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