先日、羽田空港から大阪に向かう際、ちょっとヘマをしたのでシェアしたい。
マイルが貯まっていたのでANA特典航空券を取得。出発当日はごく普通に羽田空港第2ターミナルへ向かっていた。
到着して保安検査場を通過しようとすると何故かチケットが通らない。日付を間違っているわけではない。
「あれ?」と思ったら、筆者が取得していたのはSFJ(スターフライヤー)のコードシェア便。
なんと同便はすべてJALがメインの第一ターミナルより発着するのだった。予想外とはいえ調べなかった自分が悪い。
すぐに第一ターミナルに移動して事なきを得たが、SFJ便は事前に知っておくべきデメリットがある。
受けられるはずの特典がない
さて、羽田発ANA便における正しいチケットの選び方とはSFJコードシェア便を避けることだ。
羽田空港第一ターミナルはJAL系がメインで、ANA関連の販売店やラウンジがない。
フライトまでの時間をANAカードの買い物でマイルを貯めたり、ANAラウンジで過ごせる環境がなく何だかもの寂しい。
同様にSFC会員向けの優先保安検査場もなく、飛行機にはWi-Fiも飛んでいない。
そして何より、SFJは緊急時に欠航しやすい性質を持っている。1月6日、東京発・関空行き運行状況をご覧頂きたい。
SFJ便は4便中2便が欠航。筆者はANA991便を利用するのだが、前回のこともあってSFJ便は避けて本当に正解だと思った。
このように、ANA便を予約する際は正規料金・特典航空券を問わずコードシェア便を避けた方が総じて無難なのだ。
SFJは悪くない。公式サイトで予約せよ
少しネガティブな印象を与えたかもしれないが、SFJのサービスそのものは申し分ない。
問題なのはANA公式サイトで予約した場合、ANA便と価格が変わらないこと。
とくにSFC修行を終えたばかりの上級会員であれば、なおさらANA施設のある第二ターミナルを利用したくなるだろう。
SFJはANAではなくSFJ公式サイトでの予約がお勧めで、1ヶ月前なら片道2,000~4,000円も安い。
往復で4,000~8,000円変わってくるから、こうして見るとMCCとして魅力的な選択肢になってくる。
このように、羽田空港発のANA便は大阪、山口宇部、北九州、福岡行きにSFJコードシェア便が混ざっている。
ANA正規料金や特典航空券を利用する人は、SFJを避けた方が幸せになれる。SFJは同社公式サイトで予約しよう。
知らないとターミナルを間違える事からスタートする。事前に知っているだけで余裕のあるフライトになるはずだ。
コメント
SFJはLCCを標榜していません
Cirium社で単一機で運用しているビジネスモデルでLCCカテゴリに一括りしていることはありますが、45/47体制廃止後に登場したMCCに当たります。
ご指摘ありがとうございます。大変失礼いたしました、すぐに訂正いたします!