金価格の上昇が止まらない。1グラムの価格は連日のように50~160円上昇しており、4月9日ついに12,600円を突破した。
史上最高値を更新したことで含み損を抱えている人が居なくなり、チャートは新波動入りして高値更新を続けているようだ。
100万円分持っていれば毎日5,000円~16,000円増える感覚であり、魅力的な投資商品になってきたかもしれない。
(※本記事は投資をお勧めするものではありません)
円安リスクに備えるなら金鉱株ETF
金を購入したい場合、現物よりも証券口座で買い付けするのが楽でお勧めだ。
例えば楽天証券なら毎月一定の金額を積み立て設定可能(別記事参照)。支払いは楽天カードが使えるので銀行残高は気にしないでOK。
100グラムに達するまで売却できないのが、長期で資産形成したい人には好都合だろう。インフレで目減りする定期預金よりも資産を守れるはず。
また金価格に連動したETF(例:GLD)も視野に入れてみたい。金価格の上昇だけでなく、円安になると為替差益まで狙えてお勧め。
引用:ヤフーファイナンス
日銀がマイナス金利を実施するも追加利上げには消極的。一方で米国のインフレは長期化しており、FRBは年内利下げ回数を減らすかもしれない。
そうなれば1ドル150円台の後半まで視野に入るため、ドルと金を買っておけばひとまず資産を保全することができそうだ。
原油価格も高騰中
インフレ長期化の懸念材料になっているのが原油価格の上昇だ。実はここに来てまた高騰し始めている。
エネルギー関連株ETF:VDE(ヤフーファイナンス)
例えばガソリンが上昇すれば車社会のアメリカでは国民の家計が苦しくなり、インフレ沈静化が遠のいてしまう。
インフレが長期化すれば長期金利が上昇して株価が上がりにくく、日米金利差が拡大して円安ドル高に向かいやすい。
以上のことから資産形成を考えている場合、米ドル、金、エネルギー関連株も視野に入れてリスクヘッジすると良さそうだ。
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